【テイスティング】 #9 アメリカン・ウィートTasting #9 American Wheat

前回の続き。

ボトリングから26日目に開栓。

ヘッド:ウィートにしては弱め。
アロマ:パイナップル系トロピカル
フレーバー:やや柑橘でパイニー(甘いウェストコーストっぽい)
フィニッシュ:やや渋い

トータル:キレのないウェストコースト

これではっきりしたのだが、自分はMosaicの甘ったるい香りがあまり好きではない。以前に飲んだモザイクのシングルホップHazy IPA(BREW CLASSICのカンガール)が美味しかったという記憶でモザイクに何度かチャレンジしてきたのだが、なかなかうまくいかない。モザイクという名の通り全体的にぼんやりしてしまう。ウェストコーストは好きだが、それならもっと適したホップがあるだろう。

1枚目の通り、見た目はそこそこ澄んでいる。詰めたばかりのときはしっかり濁っていたが、ボトルコンディショニングによって濁り成分がだいぶ沈殿したようだ。見た目はウィートというよりペールエールだろう。

2杯目は澱を入れて飲んだ(自分は澱に抵抗がない)。こっちのほうが松ヤニっぽさが強かった。見た目は濁った。

wheat malt 50%にしてはクリアな見た目
澱をいれたバージョン
底に残った澱

総合的に見て、アメリカン・ウィートというよりは、キレのないウェストコーストだった。これは@10mのCascadeやWhirlPoolのCitraの柑橘パイニー感と、MashとDry HopのMosaicの甘いトロピカル感が合わさった結果だろう。ウィートモルトのお陰で口当たりはやや滑らかだ。モザイクのドライホップはしばらくなしだな、と思える結果だった。

ボトルコンディショニングによって変化があれば追記する↓

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