Dialy

レーズン酵母はファームハウス?Raisin Yeast is a farmhouse?

前回の続き。レーズン酵母で仕込んでから24日が経った。最初の一週間は毎日比重を測っていたが、諸事情により、8日目から23日目の記録は取れなかった。温度は24度前後だっただろう、ということしか分からない。久しぶりの測定はとてもどきどきした。最...
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【ボトリング】#10 チェコ・ラガーBottling #10 Czech Lager

前回の続き。主発酵、コンディショニング、ドライホップ、春前の床下コールドクラッシュを経てボトリングした。仕込み日から14日後だ。後半の日程がギチギチなのは、詰めの翌日に数日家を開ける必要があったからだ。そのためこの記事の作成も遅れた。主発酵...
Thiols

ファンタズム・ケトル・サワーKettle Sour with Phantasm

ファンタズム・ケトル・サワークラシックなタルト菓子にワインのような風味を加えたレシピだA recipe for wine-like flavor in a classic tart treat.近年、チオールをめぐる多くの実験が行われてきた...
Escarpment Blog

発酵度についてALL ABOUT ATTENUATION

多くのブルワーにとって、酵母の発酵度は謎めいたブラックボックスである。酵母メーカーは製品スペックに幅を持たせている。さらに紛らわしいことに、発酵中の酵母がその範囲を上回ったり下回ったりすることもある。これは当然イライラさせることであり、ここ...
101

スターター101:乳酸菌Starters 101: Lactobacillus

投げて忘れるPitch it and forget itスターター101:乳酸菌乳酸菌スターターはエールやラガー酵母のスターター(翻訳予定)よりもさらに簡単だ。ピッチしてそのまま忘れればいい。10°P(1.040)の麦汁が適している。ただし...
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バイオトランスフォーメーション:酵母でホップを生かすBIOTRANSFORMATION: KEEP YOUR HOPS ALIVE WITH YEAST

醸造を始めて最初に学んだことは、ブルワーはホップと酵母を意図的に選択しなければならないということだった。醸造中に麦芽の糖類をアルコールに発酵させることとは別に、ホップの化合物が生化学的プロセスで変化し、バイオトランスフォーメーションと呼ばれ...
Dialy

【ビール醸造を最適化】最短のマッシングOptimizing Beer Brewing with Mashing

今回はマッシングに関する論文の1つをまとめてみる。詳しい実験方法は割愛している。簡単に説明すると、完成品に影響を与えず、いかに効率よくマッシングするか、という内容だ。注意点としては、この論文で注目しているのはデータであって、美味しさ、のよう...
Dialy

【ホームブルーイング体験記】#11 レーズン・イースト・エールHomebrewing Experience #11 Raisin Yeast Ale

本屋でぷらぷらしていたら自然酵母で作るパンの本を見つけ、レーズンから酵母を収穫できることを知った私は、材料を揃え、レーズン酵母スターターを作った。それから2週間、発酵容器が空き、レーズンもいい感じに浮いてきたので、ついにレーズン・イースト・...
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レーズン酵母スターター観察記録Raisin Yeast Starter Observation Record

前回の続き。レーズン酵母スターターを仕込んだ日から、私の観察日記は始まった。と言っても、最初はほとんど変化がなかった。原因としては、#9といっしょに温めていたのだが、それが充分ではなかったようだ。おそらくスターターの温度は20℃ないくらいだ...
Escarpment Blog

リデュース・リユース・リピッチ(part 2)REDUCE, REUSE, REPITCH (PART 2)

前回のブログ(翻訳済)では、酵母のリピッチング・プロジェクトと、4つの主要酵母株の健康状態を12世代にわたって追跡することがなぜ重要なのかを説明した。特に、麦汁の酸素供給が他の酵母株よりもどのように役立つかに関連する重要な情報がいくつか見つ...